nenkoro’s diary

寺社仏閣めぐり、ブックレビュー等、日常の出来事をつぶやきます(*^^*)

竹の小径~トロッコ列車

嵐山は、お寺がたくさんあり、大通りにはお土産物屋さんのひしめいていますが渡月橋から北げ5分程歩き、老松さん過ぎた所を西に入ると、ひっそりと「竹林の小径」といわれる細道があります。
一筋入るだけであたりは冷んやりとした空気に包まれ、青々とした背の高い竹が空に向かって真っすぐに伸びている様は幽玄な感じさえします。

人通りもそんなに多くはなく、時折り観光客を乗せた人力車が竹林の中を通ります。
生えているのが竹だけ、という風景は、見る人を不思議な気持ちにしてくれます。
風に揺れる笹の葉音を聞きながら、こういう所に住んでいる人が「かぐや姫」のお話を思いついたのかな、など、ふとそんな考えが湧いてきます。

12月に開催される嵐山花灯路では竹林の両側がライトアップされるので、その頃もまた風情がありそうです。

保津川下りで亀岡から嵐山までやってきたので、亀岡に戻らねばなりません。
トロッコ列車嵯峨駅まで歩きますが、駅舎前にはなぜか二宮金次郎像。

薪を背負って読書をしていなさる。
現代では「ながら読書」は危ないでござるよ・・・。
通行人も車も自転車も多いしね。


トロッコ列車は嵯峨駅が始発。全席指定なので窓際をお願いしました。
土曜日の13時の電車でしたが、満席でもなくギリギリの時間でも窓際をGETできました!
天井のライトも昭和というか大正というか、レトロな感じで良いのですよ。
窓外から、保津川の流れ、保津峡の渓谷を臨めます。行きは船で、帰りはトロッコ列車保津峡を川面と崖の上からの眺めを堪能できます。
緑をくぐり、窓から入る涼風が心地よい。
youtu.be

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あっちこっちで写メをとりまくり、25分ほどでトロッコ亀岡駅に到着。
トロッコ亀岡駅からはバス(京阪京都交通 [直行39] 保津川下り乗船場行)で11分ほどで乗船場に到着。
今回、私は、初めに保津川下りをして、嵐山からトロッコ列車で亀岡に戻りましたが、予定に応じて逆ルートでも可能です。