京の花街・上七軒納涼ビアガーデン
今日は上七軒のビアガーデンに行きました。
上七軒とは京の五花街(祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東)の一つです。
その中でも上七軒は、京都最古の花街です。
北野天満宮東の参道に面しており、上七軒歌舞練場という建物です。
そもそも、上七軒とはどのようにして出来たのでしょうか――
室町時代、北野天満宮の一部が焼失しました。それを再建した際に余った資材で、七軒の茶屋を建てたのが始まりです🥀
「上七軒」という名前の由来にもなっています。
天満宮へ参詣する人にとって、近くにお茶屋があると、ちょっと一息休憩するのに丁度よいですね🍵🍡
その後、豊臣秀吉が北野天満宮で「北野大茶湯」という有名な大茶会を開いた際には、秀吉はここを休憩所として使いました。その際、茶店側が団子(御手洗団子)🍡を献上したところ秀吉はそれをたいそう気に入り、褒美として、七軒の茶屋に御手洗団子を商う特権と、山城一円の法会茶屋株(公的な茶屋の営業権利)を与えました。これが、お茶屋の始まりであると言われています。🍵
また、織物の街・西陣の奥座敷という立地から、西陣織の最盛期には、織物屋の旦那衆が上七軒のお得意様となりました。
上七軒歌舞錬場という建物なのですが、ここを利用したビアガーデンは80年前から行われており、このコロナ禍により、2年ほど中止していました。
今年は3年ぶりの開催です😀
満を持して予約して行っていました❣
中に入るとさっそく緋毛氈の敷かれた廊下に涼を呼ぶ提灯がずらりと提がっています。
中庭を囲むように縁を兼ねた廊下があります。
案内されたのは縁側のテーブル席。ビールとつきだしが出てきます。


芸妓さんや舞妓さんが定期的にご挨拶とお話をしにきてくれました。この時、一緒に写真をとることもできます。
陽が落ちてくるといい感じになってきます。
今年は10月8日~22日まで「北野をどり」が披露されるそうです。
夜は北野天満宮にぶらりと立ち寄ってみました。夜も意外とお参りの人がいるものです。
七夕飾りは一服の清涼剤🎋✨



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